匿名の悪意と距離を置く、私のやり方
かなり昔、匿名掲示板で中傷されたことがあります。「○ね」など、定番の中傷ワードはひととおり言われました。以前は怒りと恐怖に心が支配されていましたが、いつしか
「大地震が来たらそんなこと気にしてる場合じゃなくなる」
と思うようになりました。実際、本当にそんな場合ではなくなるはずですから。
他人の悪口を一生懸命書いている人たちの多くは、ストレス発散が目的であり「自分が被害者だ」と思い込んでいます。
匿名で人を攻撃する人の心は、防衛反応とストレス発散がセットになっているといわれます。「自分は正義」「傷ついたので、相手を叩いてもいい」と思うことで攻撃を正当化できます。これは自己防衛の反応だそうです。そして、攻撃することで賛同する人がいると「自分は正しい」と感じて快楽物質が出るそうです。攻撃することで一時的に自分を慰めることができるということですよね。
なので「ストレス発散」。
このように被害者意識に依存してしまい、他人を叩かずにはいられない人たちです。生きていくうえでの優先順位が低いことに時間を割いてしまうのは、それだけ余裕がない証拠なのでしょう。
しかし、そんな人たちでも、災害で大切な人を失ったとしたらやはり気の毒だし、数年後には考え方が変わっているかもしれません。過去の言動を後悔しているかもしれません。
どんな人でも、生きていくなかで大きな苦しみを経験することがあるわけです。例えば、災害に遭って大切な人を失ったり、病気になったり。
そう考えると、怒りを持つより「この人もいずれ苦しむことがあるのかもね」と気の毒に思えてきます。だから私はそういう人たちと遭遇するたび「許す」よりも「受け流す・哀れむ」ことを選んでいます。
