マウンティングとネームドロッピング
ある場所で、有名音楽誌の編集者をしていたという女性と会いました。
SNSでは面識があったのですが、あらためて自己紹介しました。
「野鶴さん、ライターなんですよね?お忙しそうですよね、いつも。
幅広いジャンルで書かれているんですね」
と彼女が言うので
「お世話になっている編集プロダクションさんからのお仕事がさまざまなんです」
と答えた瞬間、態度が一変したんです。
「その仕事を編プロさんに振ってるのがあたしたちなんですよ!!
〆切にも厳しいですよ〜(笑)」
と、まくし立ててきました。その後、会話は一方通行に。
自慢話やネームドロッピングが全開。
このタイプに会ったことあるなら、会話がイメージできるかもしれないのですが、
こちらが尋ねてもいない話が止まりません…。
そもそも今はその有名誌のスタッフでもないでしょ。
「おっしゃるとおりですね。すごいですね」など、
当たり障りのない返事をしながら、その場を凌ぎました。
しかし、いろんな人がいる……。
遭遇したときは「当て逃げに遭った」と思いたいものです。
そして、どんなにマウントをとられても、
「自分がどうありたいか」からブレてはならないと、いつも思います。
自分は自分。
マウンティングする人は、雰囲気でわかります。
察知したら、こちらから接することはありません。
あまり良い話ではないので、きれいな景色の写真で〆ます。